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日光浴中のヒメギフチョウ♀
ヒメギフチョウ(♀)
2008年4月29日
長野県東筑摩郡山形村
初めてのヒメギフチョウの撮影に挑戦しました。
かなり昔に採集はしたことがあるのですが、もうずっと見ていない蝶でしたので、だれにも邪魔されずゆっくり撮影したいと思い、採集禁止になっているところでカタクリがあるポイントを教えてもらいました。
なかなかカタクリにはとまってくれませんが、♀が日光浴をしていました。
腹部の背面に毛が生えていなくてツルツルした感じで艶があるので♀と分かります。
♂は腹部背面にも毛がびっしり生えます。


カタクリで吸蜜中のヒメギフチョウ♂
ヒメギフチョウ(♂)
2008年4月29日
長野県東筑摩郡山形村
やっと♂がカタクリにとまってくれました。
このポイントで見られるヒメギフチョウは数は多くはありませんが、やはり誰も来ないので安心して撮影できます。
ただ、ヒメギフチョウだけでなく、ここはカタクリも村の天然記念物になっているので、周囲の農作業の方々が、代わる代わる様子を見に来ます。採集者が来ないはずですね。


ウスバサイシンに産卵されたヒメギフチョウの卵
ヒメギフチョウ(卵)
2008年4月29日
長野県東筑摩郡山形村
カタクリの群落の中に、ほんの少しですがヒメギフチョウの食草のウスバサイシンが生えていました。
何枚か葉をめくってみると、真珠のようなヒメギフチョウの卵が2卵塊ありました。


産卵場所周囲の状況
ヒメギフチョウ(産卵状況)
2008年4月29日
長野県東筑摩郡山形村
前の写真の卵の周囲の産卵状況です。
周囲はカタクリの群落で、吸蜜しながらエサを見つけると産卵できるような場所です。
手前の葉に産卵されているのがわかりますか?