ヒメシュモクバエ

2011年9月26日

沖縄県石垣市平久保安良

シュモクザメのように両目が左右に突き出た柄の端に付いているハエが東南アジアなどにいることはテレビで見て知っていました。
しかしその仲間が日本にもいるということは2011年になって始めて知りました。
いつか見てみたいと思っていたのですが、石垣島採集旅行で本当に見ることができました。
ガイドの方が教えてくださったのですが、薄暗い沢沿いの湿った岩の上を飛んでいるということ。それらしき場所でガイドの方が最初に見つけました。
しかしその体長はわずか５mmくらい。そして薄暗い沢の付近を頻繁に場所を変えて飛ぶので見つけても中々撮影ができません。10分近く同じ場所で粘ってやっとワンカット撮れたのがこの写真です。
テレビで言っていたのは、♂は目が大きい(左右が離れている)ほど♀へのアピール度が大きいそうです。
本当かどうかは分かりませんが、なぜこんな進化をしたのでしょう。