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オナガシジミ

2005年9月3日

北海道札幌市南区百松沢

どんよりと曇った天気で、長袖を着ていても肌寒いくらいの気温のため、この日は殆ど飛んでいる蝶は見ませんでした。 この日やっと見つけた最初の蝶がこのオナガシジミです。日差しのない林の中でじっと羽根を開いて日が差すのを待っているようでした。

オナガシジミ

2005年9月3日

北海道札幌市南区百松沢

上と同じ個体で、撮影の為に葉を揺らしてしまったら飛び立って数ｍ先の別の植物に止まりました。 まるでカマキリのように前足を曲げてタテハチョウのように４本の足で立っています。オナガシジミが止まっているところを目の前で見るのは初めてですので、これが普通の行動なのかどうか不明ですが、一般的なシジミチョウの仲間ではこんなポーズは見たことがありません。

オナガシジミ

2005年9月3日

北海道札幌市南区百松沢

オナガシジミの幼虫はクルミの葉を食べますので、成虫もクルミの木の高いところを飛ぶため目の前で見ることは難しい蝶です。 成虫の発生時期も他のゼフィルス類より遅く、8月になってから発生します。