ヒメキマダラセセリ

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	種名[別名]	ヒメキマダラセセリ
	主な国内分布	北海道から九州まで生息。
	食餌植物	イネ科やカヤツリグサ科の植物を食べます。
	♂♀の別･生態･変異など	暖地では年2回、寒冷地では年1回の発生で、里山から山地の草原で見られます。 ♀は他に間違えるような種はいませんが、♂がヘリグロチャバネセセリの♀と一見似ています。どちらも前後翅外縁が太い黒褐色になっていますが、本種では黒褐色部分と地色の黄褐色部分がくっきりと分かれているのに対して、ヘリグロチャバネセセリではその境がグラデーションがかかったようにゆるやかに色が変わるところで見分けられます。 ♂と♀では種が異なるように全く異なります。♂の地色というべき黄褐色部分が♀ではより黄色の帯状となり、前翅前縁側は全て黒褐色に変わり、どちらかというと黄色部分が地色ではなく斑紋になり黒褐色部分が自色になるため簡単に区別できます。 和名は「「小さな黄色いまだら模様のセセリ」で、コキマダラセセリと同じになります。どちらが先に命名されたのか知りませんが、きっと名前の付け方に困ったのでしょうね。 写真は上段が♀、下段が♂で、左が表面、右が裏面です。